fc2ブログ

DELFな日々。。。

【DELF】?? 何それ??
あまり知られていない、、、というか、知らないのが普通でしょうか。
フランス語の試験の名前です。
英検とTOEICはよく対比されますが、仏検とDELFも似たような関係でしょうか。
DELFはフランスのお国がフランス語を勉強する外国人に向けて行う資格試験です。



IMG_3385.png

昨年、お仕事を辞める理由の1つとして、「ちゃんと勉強したいから、、」って私よりもず〜っと若い同僚の子達に宣言していたのでした。
実は、向上心だけは非常に旺盛なので、これまでにも、「フラメンコダンサーになる!!」や、「カラーコーディネーターの資格取る!!」など、、皆に宣言しては挫折していたのでした。  この際、1つぐらい何か成果をださなければ、、、と思っていたところ、フランス語の mon pof.が DELF の試験を勧めてくれたので、、(って、毎年、かたくなに断り続けていたのですが) 今回は受験を決めました。

長〜いお付き合いとなっているmon prof.( 彼についてはコチラからamidetokyo.blog.fc2.com/blog-entry-16.html
その割には未だに【なんちゃってフランス語】。。レベルを選ぶ段階で、安全圏を選ぼうとしていた私に、mon prof.からのいつものきつい一言。「フランス語、何年やってるの?? それじゃ、意味ないじゃん!!」  あ〜、、やっぱり、、言われると思ったよ 結局、
IMG_3387_convert_20150413234253.jpg 
コチラを受験する事になりました。
2014年 秋期の試験を受ける事になったのですが、ちゃんと本を使って勉強するなんて、何年ぶりでしょうか??
ちっとも頭に入らず、CDを聴いても全く理解不能 藁をも掴む気持ちで、経験者さんの勉強方をネットで読みあさり、「ディクテ(書き取り)が良い」とか「文の構成方法や接続詞いろいろ」とか、王道の勉強法に尚更焦る私に、mon prof.が、「そんなの関係ない!! 聞かれてる事に答えるだけでしょ!!」「そんな細かい事 意味ない!!」とまで言われ、とにかく、模擬問題だけを時間内にこなせるように繰り返し行いました。
しかし、、、なんせ、資格試験なんて何年ぶりでしょう?? 日が経つに連れて焦りはピークに、、だって「勉強する!!」なんて豪語して辞めたのに。。あの後、元同僚の子達から「がんばってますか〜??」ってメールをもらう度、落ち込む私。
試験日が近くなると、体調はどんどん悪くなり(あれは最初で最後の知恵熱に違いない!)入試前の学生のように、半ば泣きそうになりながら試験前日夜、「あれ?? これって??」っと不安に思う事があったのでmon prof.に確認のメール。そして、その返事ときたら。。。「そ〜んな事も分からないくらいなら、試験受けるの辞めにしたら〜?」。。。
!! 全く!!な〜んでこうも優しくないんだ!! と腹だたしくなり、「絶対合格してやる!!!」っと翌日試験に臨みました。

筆記と面接。2週続けての試験です。
ドキドキしながら何ヶ月も先の結果を待ち、、、昨年暮れ、合格通知をいただきました 

mon prof.いわく、「合格すると思ったよ!!」 ほんとか??? 「prof.のおかげだよ!!」って、、一応、言っときました。

ココ数年で一番嬉しかったことです。。。なんせ、もうあの勉強をしなくて済むのだから。

。。。「ハイ、これ」って、mon prof.

 次のDELFの試験案内  !!  もう、勘弁して〜〜!!



スポンサーサイト



遅ればせながら。。。

ちょっと、波に乗り遅れた感じもありますが、遅ればせながら、、

IMG_3302_convert_20150409214806.jpg
【フランス人は10着しか服を持たない】
こちらの本、アメリカ、カリフォルニアの女子大生がパリに半年間ホームステイした体験から学んだ事を綴ったもの。
もう 既に読まれた方も多いかと思います 
原題は、【Lessons from Madame Chic】なので 邦題はちょっと飛躍してる気がしますが、、日本人女子にはとてもキャッチーな題で人気になったのでしょうか

内容に関しては、興味の有る方はご自身で、楽しんで読んでみてください。  で、果たして、フランス人は本当に10着の服で生活しているのでしょうか???
答えは、、、【NON!】だと思います。
ファッションの街、フランス、Parisですから、素敵なアイテムが山のようにあふれています。なので、た〜くさんのお洋服に囲まれて生活してる人達もそれはそれは多いのではないでしょうか??
ただ、私は、親しくして頂いてるParisのマダムのお宅に初めてお邪魔したとき、そのコンパクトな生活にものすごい衝撃をうけました。
古いアパルトマンのお部屋は決して広いとは言えない、部屋数だって家族で暮らすにはとっても少ない限りあるスペース。
皆の私物はいったいどこに収納しているのでしょう???!!!
でも、、、大丈夫。 みんな余計なものは持っていないのだから。。ちゃんと収まっています。
なので、その旅を終えて帰った我が家を見回して、 「この家に私の物、どれくらい有るんだろう??」と考えさせられました。
が、完璧日本人の私は、しばらくすると購買意欲に勝てず 服も靴も、、アレも、、コレも、、という生活に戻ってしまってました。

今回、この本を読んで、改めて考えさせられ、【遅ればせながら】数年前に流行った 断捨離に挑戦いたしました。
クローゼット、押し入れ、入りきらずに別の部屋に収納された物まで総点検!!
【思い切って捨てる事!!】実践した結果、タンス1つ分は空になった感じ 
ま〜スッキリしたこと!! 
これからは、ちゃんと吟味して、自分に本当に必要な物だけ揃えましょう今更!?

フランス人が皆、そんな生活をしている、、とは言いませんが、
確かにそういった暮らしをしている人達はとても多いと思います。  日本の暮らしぶりとはちょっと違う彼ら(フランス人)の世界。 

まだ読まれていない方、本屋さんでチラ見、、してみて下さい。
宣伝料が入ってくる訳ではありませんが、 

ドゥ・マゴのムッシュ

ドゥ・マゴで長居をしながら、人間ウォッチングをしてしまってました。

【カフェのテラスで、道行く人達を眺める】というと、ちょっとオシャレな感じがしますが、カフェの店内で他のお客さんの様子を観察する事って 「なんか NGかな」とも思ったのですが、1人旅ですと どうしてもいろいろ眺めてしまって空想、、、(妄想かも)してしまうのです  苦笑

向かいに座っているスーツの女性、、コーヒーカップだけが置かれたテーブルで一心不乱に書類??を書いていました。常連さんとギャルソンさん、ロトの話のようです。やけに盛り上がってました。他にも、若い娘さんとご両親のご旅行でしょうか、、私の様にドゥ・マゴに来た事をとても喜んでいたり。。。

そんな中、まるで、自宅のリビングにでも居るかの様に、他の事などまるで気にならない様子で新聞に集中しているムッシュがいらっしゃいました。 
 IMG_3103_convert_20150228230050.jpg 

さすがにカメラを向ける事はできかねたので、こちらは参考写真ですが。。

私の席からはちょっと離れたところに座ってらしたこのムッシュ、イメージとしては、、

Charles+Aznavour+Profile+Charles+Aznavour+lAE7375aQvyl_convert_20150228223002.jpg 
シャルル・アズナブール、、、もう少し可愛らしいおじいちゃまって感じかも。綺麗な白髪で、上質なカーディガンのボタンをきっちりしめ、時折、新聞の交換に立ってギャルソンさんと短い会話をして席に戻る。。というパターン。
私が来店した時には既にいらしたので、「あのムッシュが居る間は私も居ても大丈夫ね 」と 変な目安にさせていただいてたのです。

ムッシュのパターンが崩れたのは、新聞を片付け、お手洗いでしょうか、戻った後も落ち着かない様子。。しばらくして理由が分かりました。急ぎ足で私の前を通り過ぎ ムッシュの前に立ったそのマダムに ビズの後「寒かっただろう?」とでも言ったのかしら、両手でマダムの頬をさすり、今まで座っていた自分のベンチの席を彼女に譲ったのでした。


マダムは決して若いとは言えない。。むしろムッシュと同じくらいのお歳のようにも見えたのですが、、ご夫婦にしろ、そうでないにしろ、マダムをいたわるムッシュの優しさがあふれていて、とってもステキな、映画の1シーンのような光景でした。

勿論、会話なんて聞こえて来ないし、勝手な私の空想、妄想かもしれませんが、、そこは、フランス、パリですから

モンマルトルの丘で。。

私の旅も 終盤に入り、、(ほんと あっと言う間なんです いつも。。
ほぼ 毎回訪れる モンマルトルの丘へ。。
今回は 初めて ケーブルカーを使っちゃいました 
            DSC00453_convert_20121109143643.jpg

富士登山もした山ガールもどきの 私ですが、今回は 【楽】して 登っちゃいました (笑)
            DSC00454_convert_20121109143716.jpg
いつ 訪れても 人でいっぱいのモンマルトルです  

世界中どこでも 人が沢山集まる場所には いろんなパフォーマーの方々がいらっしゃるもので、、
ここ モンマルトルの丘も例外なく いつでも なにかしら してらっしゃいますね
前回は、丘の上の、、1人立つのがやっとぐらいのブロックの柵に上がって、サッカーのリフティングのパフォーマンスをしていたのですが あまりにすご技連発で 写真を撮るのを忘れてしまったほどでした。。

そして 今回。。
              DSC00456_convert_20121109143817.jpg
こちらは 【パペット】。。どうやら、森に住む動物達のお話。。のようでした。
とっても 素朴なんです。 プロのかた?? アマチュアのかた??  それにしても とっても 素朴な感じ 

そして、サクレ・クール寺院の脇を入ったところで 見かけた こちら
                        DSC00459_convert_20121109143911.jpg
微動だにしない彼。。  
それを観ていた1人の女性、、が 彼に近寄り、足下のバッグにコインを投げ入れると。。。
急に    踊りながら  その女性の周りを回って、、最後に 写真を撮るためにポーズ  してあげてました。。。

あれ  やりたいっ  」って思って。。。
一緒に 撮ってもらっちゃいました 
           DSC00460_copy.jpg
記念の1枚になりました 

さて、、寺院から 歩くこと数分。。
画家さん達が沢山集まる有名な場所にやってきました。。
    051_convert_20121109154516.jpg あまりの混雑ぶりだったので、ちょっと離れた所の写真です。

いろんな画風で描かれた似顔絵のサンプルを見ながら、、そして、「いかがですか〜 」という お誘いを丁寧にお断りしながら 歩き。。少々疲れたので、お茶タイム です。
カフェのテラス席に座ると 道の向こう側に。。 またもや パフォーマーさん。
       DSC00464_convert_20121109144000.jpg
ヴァイオリンを弾く彼。。

次から次へと クラシックの名曲を奏でていくのです。。
それが どの程度のレベルかは 分かりませんが、 けっして お粗末なものでは無くとっても素敵なんです。
(少なくとも 私の耳には  )

。。で。。 私。。 思ったのです
いったい 彼は このお仕事で どのくらい 稼げるのだろう  って。。
とっても 【余計なお世話】なんですが。。 とっても 真剣にそう思ったのです。

私。。どうしても、、ヴァイオリン弾けます!! っていうと【おぼっちゃま】なイメージしか浮かばないんです。。だから、 「もっと 他に 良いお仕事ありそうよね〜」って 勝手なこと思ってしまったのです。

で、、その夜 ディナーをマダムとご一緒した時に そう話すと。。
「彼らは ジプシーの人かもしれないわ。。」っと。。 
生きるために 親や一族のひとから 教わったヴァイオリンで稼いでいるのだそうです。彼らの生活の術なのですよね。

他にも カフェにやって来て、お客さんのそばで アコーディオンを弾きながら陽気に歌う とっても綺麗な若い男の子がいたり。。(前回も 見ました だから 彼もお仕事なのでしょう)ごめんなさい 写真なしです 

モンマルトルの丘で似顔絵を描く画家さん達だって、 パフォーマンスしている大道芸の方々だって。。
観光客である私達は 映画のような こんな光景を目の当たりにすると、
「あ〜〜 これぞ Parisよね〜」なんて 思って 満足したりしますが 
実際 その生活を 日本で、、 東京や大阪でしようと思ったら。。ちょっと想像つかないです。。

あの場所で毎日 同じ生活をする彼らは、、決して 裕福にはなれないかもしれないけれど、好きなことをして楽しく暮らすという考えなのかもしれませんし、それが 生きる術だから という人たちも もちろん いると思います。

改めて 「こういう生き方もあるのだな〜」と 思いました。

上手く言えませんが、、
今回 モンマルトルで 素敵なParisの裏側にある一面を見た気がします。。


この日 最後の。。

2時間ほど続いたフラメンコの会も終わり。。
帰り支度をはじめていると、レストランの入り口付近で 私を呼ぶ声。。お誕生日の彼女です。。「何やってるの?? 早く車に乗って 」と。。
彼女は自分の車に乗せる人たちをピックアップしていたのでした。

私を【お宿】まで送ってくれるのだろうと思って急いで車に乗り込むと、、 既に乗っていた彼女のお友達に 「次は 誕生日パーティー 」  と にこやかに言われ。。  「えっ  今から〜 

そうなんです。 この後、彼女の家まで 車数台で乗り付けパーティーだったのです。
な〜んて 元気は人たちなんでしょう 」ほんと そう思いました。

20人ほどは居たでしょうか。。 ミュージシャンの方がだがギターを弾きながら。。カラオケパーティー状態です。。 ひとしきり歌ったあとに やっと バースデーケーキ  が登場し、お誕生日の歌を歌ってお祝いです。

この辺は 万国共通ですね ロウソクを吹き消して、プレゼントを開けて。。

ブログを書く者として、写真を撮るのは当たり前のことだったのでしょうけれど、実はその時の私には そこまでの思考能力はなかったようです。。

しかし   その後。。。 またしても 一瞬にして 目が冴えてしまう事が降り掛かってきたのです

ケーキを食べながら みんな歓談していると ミュージシャンであるお友達が また お誕生日の歌を歌いだしたのでした。。もちろんフランス語で。。
そうしたら、 次に 誰かが 英語バージョンで続けたのでした。。

そうなると、マダムの家の次男さんは 黙ってはおれず、スペイン語で歌いだしたのです 
「これは マズイ  」と思いましたが。。 時 すでに遅し。。で 
「ハイ  次、日本語  」って またしても 私に振ってきたのです 

も〜〜〜 いやだ〜〜 
って思いながらも、 「ハ〜ピ〜 バ〜スデイ トゥ〜 ユ〜。。。」っと歌いだした途端、、、
Non Non それは 英語 」と言われ、 【英語と同じ】と説明しても聞き入れてもらえず、、、 結局 テキトーに 「おたんじょ〜び おめでと〜 おたんじょう〜び おめでと〜 。。。」と歌ってまいりました。

そんなこんなして時は過ぎ。。 パーティーもそろそろお開きです。。 
「何時かしら 」と 時計を見ると。。。
 な。。なんと。。 7:30でした 
やっと 「帰ろうか  」と マダム家の3兄弟に連れられ彼女のアパルトマンを後にしたのでした。

この3兄弟。 帰るって?? どんどん歩いて行ってしまいます。。 「歩くの ??」と聞くと。
そうだけど。。何  」 この期に及んで 【歩き】って。。。 と内心思いながら、ヨタヨタ歩いていると。。
じゃ! ゆっくりおやすみ 」と。。
気づけば、そこは 私の【お宿】。。
 な〜んと 彼女の家は 私の【お宿】から ほんの数分の距離だったのです 

知ってれば 先に帰る事もできたでしょうに。。。
と その時は 思いましたが。。

今になってみれば、、、 どれをとっても 初めての。。2度とできないかもしれない、素敵な経験だったと思います

3兄弟とそのお友達の皆さんに 感謝です 
プロフィール

amiAmelie

Author:amiAmelie
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
11 | 2023/12 | 01
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR